てますい📚 書き方ガイド

介護記録の書き方と例文|「様子見」で終わらせない5つのコツ

更新:2026-09-27 / HiMaWaSa Sync

介護記録は、「あとから読んだ人が、その場面を思い浮かべられるか」がいちばん大事です。見たことをそのまま、数字で、次にどうするかまで。食事・排泄・入浴・夜間の例文つきでまとめました。

この記事の中身
  1. 介護記録は何のために書く?
  2. 基本は「いつ・どこで・だれが・何を・どうした」
  3. 5つのコツ
  4. 場面別の例文
  5. 気をつけたい言葉
  6. よくある質問

介護記録は何のために書く?

基本は「いつ・どこで・だれが・何を・どうした」

いわゆる5W1Hです。全部を毎回そろえなくてもかまいませんが、時間・場面・様子・対応の4つがあると、読む人が困りません。

いつ:昼食時(12時ごろ)
場面:食事
様子:主食は半分、副食はほぼ全部。途中でむせ込みが2回
対応:お茶にとろみを付けたら止まった。看護師に報告

5つのコツ

① 見たこと・聞いたことを、そのまま書く

✕ よくない例
機嫌が悪かった。
「機嫌が悪い」は書いた人の受け取り方です。何を見てそう思ったのかが分かりません。
◯ よい例
声をかけると「いらん」と言い、手を払われた。

② 数字で書く

✕ よくない例
たくさん食べた。水分も取れている。
◯ よい例
主食8割、副食全量。お茶200ml。

③ 「様子見」で終わらせない

「様子見」だけでは、次の職員が何を見ればよいか分かりません。何を・いつまで見るかを書きます。

✕ よくない例
微熱あり。様子見。
◯ よい例
15時、体温37.2℃。本人「少しだるい」。水分を多めにすすめ、17時にもう一度測る。

④ ご本人の言葉は「 」でそのまま

言いかえずにそのまま書くと、ご本人の気持ちや、いつもとの違いが伝わります。

⑤ だれが何をして、だれに伝えたかをはっきり

「看護師に報告」「ご家族に電話で連絡」など、対応と報告先を書くと、次の職員が同じことを重ねずにすみます。

場面別の例文

食事

✕ よくない例
昼食。むせあり。
◯ よい例
昼食時、主食は半分、副食はほぼ全部を摂取した。食事中とお茶を飲んだ際に、計2回むせ込みがみられた。お茶にとろみを付けて提供したところ、むせ込みは止まった。看護師へ報告した。

排泄

✕ よくない例
トイレ誘導。排尿あり。
◯ よい例
10時、トイレへ誘導。排尿あり(普通量)。ズボンの上げ下ろしは、手すりにつかまってご自分で行えた。

入浴

✕ よくない例
入浴。問題なし。
◯ よい例
14時、一般浴で入浴。入浴前の体温36.5℃、血圧128/76。背中の以前からの赤みに広がりなし。入浴後、お茶を200ml飲まれた。

夜間

✕ よくない例
夜間不穏あり。
◯ よい例
2時、「家に帰る」と話しながら廊下に出てこられた。職員が付き添って10分ほど話をすると「そうか」と言われ、居室に戻って眠られた。

気をつけたい言葉

よくある質問

「です・ます」で書くべき?
ていねいな書き方(です・ます)か、言い切る書き方(だ・である)かは、事業所の決まりに合わせてください。大事なのは、事業所の中でそろっていることです。
「様子見」と書いてはいけませんか?
書いてもかまいませんが、それだけだと次の職員が何を見ればよいか分かりません。「何を・いつまで見るか」を添えてください。
記録を書く時間がありません。
その場では短いメモだけ残し、あとでまとめて文章にする方法があります。短いメモや声から下書きを作る道具を使うと、清書の時間を短くできます。

短いメモや、話すだけで介護記録の下書きに

てますいは「Cさん 昼食 主食半分 むせ2回 とろみで止まる」のような短いメモから、読みやすい介護記録の下書きを数秒で作ります。🎤で話しても入れられます。

実際の例

入れたメモ
時間帯:昼
場面:食事
利用者:Cさん
様子:主食半分 副食ほぼ全部 途中でむせ込み2回 お茶もむせる
対応:とろみ付きのお茶に変更 むせ込み止まる 看護師に報告
➜
てますいが作った下書き
Cさんの昼食時、主食は半分、副食はほぼ全部を摂取した。
食事中およびお茶を飲んだ際に、計2回むせ込みがみられた。
お茶にとろみをつけて提供したところ、むせ込みは止まった。
看護師へ報告した。

※ 入力も名前もすべて架空です。てますいで実際に作った下書きをそのまま載せています(毎回少し言い回しが変わります)。