てますい📚 書き方ガイド

看護サマリを書く時間を短くするには|項目のひな形と下書きの作り方

更新:2026-10-04 / HiMaWaSa Sync

退院や転院、施設への入所が決まるたびに書く看護サマリ。日々の記録を読み返して、必要なところを拾い、相手に伝わる文章にまとめるのは、勤務の終わりに残りやすい仕事です。書く時間を短くするための工夫と、短いメモから下書きを作る方法をまとめました。

この記事の中身
  1. なぜ時間がかかる?
  2. よく使われる項目のひな形
  3. 今日からできる4つの工夫
  4. 短いメモから下書きに(てますい 病院版)
  5. 使うときに気をつけること
  6. よくある質問

なぜ時間がかかる?

よく使われる項目のひな形

様式は病院ごとに違いますが、次のような項目がよく使われます。院内の様式に合わせて使ってください。

基本の情報入院日・退院(予定)日・送り先・連絡先
入院中の経過入院のきっかけと、入院中の大きな出来事(医師の記録に沿って)
今の状態食事・排泄・清潔・移動・睡眠・コミュニケーション など
医療処置続いている処置と、そのやり方
お薬お薬の情報は、処方の記録や薬剤の情報提供書に沿って
ご本人・ご家族ご本人の思い、ご家族の状況や意向
続けてほしいこと送り先で続けてほしいケアや、気をつけてほしいこと

今日からできる4つの工夫

① 日々の記録に「サマリに使う」印を付ける

引き継ぎたい出来事があった日に、記録の頭に印を付けておくと、あとで拾い出すのが楽になります。

② 送り先ごとにひな形を分ける

病院あて・施設あて・ケアマネジャーあてで、項目の並びや言葉づかいを分けておくと、書き直しが減ります。

③ 院内の略語は、送り先に合わせて書き換える

病棟の中で通じる略語は、施設や在宅の方には伝わらないことがあります。読み手の言葉で書きます。

④ 先に箇条で並べてから文章にする

いきなり文章にせず、項目ごとに短いメモで並べてから文章にすると、抜けが減り、早く書けます。

短いメモから下書きに(てますい 病院版)

てますい 病院版では、書類の種類で「看護サマリ」を選んで短いメモを入れるか、話すだけで、文章の下書きができます。退院時の情報提供(ケアマネジャー・施設あて)や、返書、申し送りなども同じように作れます。

入れるメモ(イメージ)
Aさん 施設へ退院予定
食事:自力で全量。むせなし
移動:歩行器で病棟内
排泄:日中トイレ、夜間ポータブル
家族:長女が週末面会
続けてほしい:夜間の転倒に注意
➜
看護サマリの下書き(イメージ)
Aさんは、施設への退院を予定しています。
食事は自力で全量摂取されており、むせは見られません。
移動は歩行器を使用し、病棟内を歩行されています。
排泄は、日中はトイレ、夜間はポータブルトイレを使用されています。
ご家族は、長女の方が週末に面会に来られています。
夜間の転倒に注意し、見守りを続けてください。

※ 流れを分かりやすくするためのイメージです。実際の下書きは、入れたメモによって変わります。

使うときに気をつけること

よくある質問

AI が病名や薬を書き足すことはありますか?
書き足しません。てますい 病院版は、薬の名前・量・検査の値・病名・日付を、入れたものだけ書きます。入力に無いものは作らず【要確認】と残します。医学的な診断・判断・治療方針・見通しも書きません。
患者さんのお名前は入れますか?
入れません。「Aさん」などで下書きを作り、電子カルテに貼るときに本当のお名前に置き換えてください。
そのまま送ってよいですか?
いいえ。できるのは下書きです。中身を看護師さんが確かめ、病院の様式に合わせて直してからお使いください。

看護サマリの下書きを、見本で試せます

登録なしの見本で、メモから下書きができるまでを試せます。本物の患者さんの情報は入れないでください。病院版は月額10,000円(税別・病院全体で定額)、1か月無料です。